痛風の看護診断・疼痛

痛風の看護診断・疼痛

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看護診断:急性炎症に関連した疼痛

看護目標

急性痛風発作に伴う疼痛をやわらげ、再発を予防する

徴候と症状

一般に親指に起こる関節の激しい疼痛。肘、指、足首、足、手頸、膝の疼痛。炎症のある、熱を持った、圧痛のある関節。痛風発作後の皮膚の剥離

看護介入

① 指示に従ってコルヒチン、インドメタジン、フェニルブタゾンを投与する。コルヒチンを内服している患者が下痢、吐き気、腹痛を起こさないかモニターする

② 急性痛風発作を予防するために、プロベネシット、スルフインピラゾン、アロプリノールを指示に従って投与する。アロプリノールを服用している患者には、治療を始めてから最初の6か月間は、まだ急性痛風発作が起こる可能性があることを知らせる

③ アロプリノール使用の患者に皮膚発疹がないか評価する。もし発疹が現れていたら、医師に報告し、薬の使用を中止する

④ カプトプリル、アザチオプリン、メルカプトプリン、ワルファリンなどの薬との相互作用の可能性について、患者の投薬記録を調べる

⑤ 尿酸排泄薬を投与中に患者の痛みの増強について調べる

⑥ 尿酸排泄薬を使用中に患者にはアスピリンは投与しない

⑦ 患者のベッドに足載せ台を置く

⑧ 炎症のある間接に冷たく湿ったシップを充てる

⑨ 患者に水分を毎日1500~2000ml飲むように勧める

⑩ できるだけ、また耐えられるだけ頻回に、背中のマッサージ、寝返り、体位変換など快適にする方法をとる

⑪ 患者、特に腎機能障害のある患者にはアンチョビやサーデインなどの高プリン食を避けるよう指導する

⑫体重を週に一度は測定し、徐々に体重を減らしていくよう勧める

 

理論的根拠

① コルヒチンは抗痛風薬であり、急速に痛みをやわらげ治療的診断学的手段としてもつかわれる。内服した場合、重症の消化管障害を起こしうる。その他の一般的な抗炎症薬、例えばインドメタシンなどは痛みや炎症を和らげるために投与される

② これらの薬は、近位尿細管での尿酸吸収を抑えることで急性痛風発作の再発を阻止する。尿酸排泄薬は尿中尿酸の排泄を増加させるのに使われ、それによって血中尿酸値を低下させる。

これらの薬は急性痛風発作には禁忌である。事実急性期の疼痛を増大させてしまう。アロプリノールは尿酸の合成を抑えて血清尿酸値を低下させる。アロプリノールは、一般に腎機能障害のある患者や腎結石を起こしやすい傾向のある患者に使われる。

アロプリノール療法を始めた6か月間は、血清尿酸値は急速に低下するが、関節の炎症や痛みを増大させる可能性もある。この可能性を患者に知らせておくことで、薬へのコンプライアンスを促進する

③ 発疹は薬に対する過敏症の危険信号であり、血管炎などのような、より深刻な副作用が出る前に発現する

④ アロプリノールはこれらの薬の活性を高める。これらの薬を服用している患者は、アロプリノールを使用してはならない

⑤ 尿酸排泄薬の治療を始めると、間接における尿酸結晶は分解し始め、炎症は増悪し発作もしばしば起こる。抗炎症薬は一般に痛みを和らげるのに必要である

⑥ アスピリンは尿酸排泄薬の効果を抑え、尿酸値を上げる原因となる

⑦ 関節にかかるちょっとした圧力で和え、痛みを招く

⑧ たく湿った布は炎症を抑え痛みを和らげる

⑨ 十分な水分補給は腎結石形成の危険を小さくする

⑩ これらの方法は快適さを促進し、患者の痛みを紛らわせる

⑪ 腎は尿酸を排泄する。尿酸排泄は高プリン食をとると増え、腎機能を傷害する

⑫ 急激な食事療法は尿酸酸性を増大させ、痛風の発作を起こす危険性を増加させる

患者目標

・ 痛みは和らいだと言葉でいうことができる

・ 投薬療法を守ることができる

・ 薬の副作用を生じさせない

 

 

参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン

看護診断
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