高齢者ケア・糖尿病

高齢者ケア・糖尿病

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疾患から見た高齢者ケア・糖尿病

おもな症状

糖尿病は初期に時間症状が現れることはない。病状が進むとのどが渇いて多量の水が欲しくなったり、尿の量と回数が増して疲れやすくなる

糖尿病のコントロールがうまくいかないと、血管が侵され次第に多くの合併症を引き起こす

例えば、毛細血管の動脈硬化により眼底動脈が出血を起こし失明することもある。そのほかにも動脈硬化が進み腎不全、脳卒中、心臓病などの合併症を引き起こしたりもする。細菌感染がおこると豊富な血糖を使い、膿瘍をつくる

 

観察のポイント

合併症の症状

・虚血性心疾患の兆候(胸痛、動機などがないか)

・脳梗塞の兆候(物忘れが激しい、転倒しやすいなど)がないか

・糖尿病性壊死の兆候(下肢冷感、間欠性跛行)などがないか

・食事療法、運動療法、薬物療法が正しく行われているかどうか

・ストレスがうまく解消されているかどうか

・感染を起こしやすいため、呼吸器感染や尿路感染を起こしていないか

・視力障害はないか

 

生活援助上の注意事項・留意点

糖尿病は早期に発見して正しい治療をすれば恐れる病気ではない

糖尿病を持つ対象者が生活上、気をつけることは食べ過ぎ、飲みすぎを避け身体をよく動かし、休養を適度にとり精神的なストレスをなくすようにすることである

①対象者自身が病識を持ち、病気を自己管理しながら合併症を最小限にとどめる

②糖尿病により起こりやすい合併症について、医師から説明を受けている確認する。本人や家族、援助者が症状を早期に把握することにより合併症の早期発見に努める

③食事療法では、できるだけ対象者の食習慣を大切にし、具体的な1回量を示してわかりやすく説明する。食材の宅配サービスを活用するのもよい

④運動は、対象者が安全にマイペースに行えるようなものかどうかを確認する。特に高齢者は突然の脱水を起こすこともあるので、運動中及び後の水分補給について説明しておく

⑤正確に服薬できるよう、わかりやすい分類を工夫し、1日分を目に付くところに置く

⑥感染に注意する

・呼吸器感染を防ぐため、深呼吸や痰の喀出を促す

・泌尿器感染を防ぐには全身を清潔に保ち、水分を多くとるように促す

・足の清潔に気を使い、傷を作らない。傷がある場合は小さくとも十分に手当てをする

⑦薬剤量に見合うだけの食事をとらないと、低血糖を起こす。吐き気、動悸、冷汗、顔面蒼白、脱力感などの低血糖発作の症状と対処する方法が十分に説明されているかを確認しておく

素早く糖分を補給できるものとしてはステイックシュガーがのぞましい。糖尿病の発作には低血糖だけでなく高血糖の場合もあるので注意する

 

 

参考資料:高齢者ケア

 

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