夫の闘病・嫁からのメール
嫁からのメール
夫は病棟の公衆電話を利用することが出来るようになった。それほど用事は無いけれど、退屈だという理由で自宅に電話がかかるようになった。
子供たちの電話番号も教えてほしいというので紙に書いて渡した。夫は嫁さんたちにも電話したらしい。二人の嫁さんたちから殆ど同じ時間にメールが入ってきた。
「お父さんの声久しぶりやった!うれしかったよ!」
「かかってきました!!元気そうな声でした!久しぶりに声を聴けてうれしかったです」有難い嫁さんたちのメール。うれしさで思わず泣けてきそうになった。
今も水分制限は介助になっていない。私が面会に行っても、じっとしていることが出来ずウロウロ徘徊する夫。
「ジッとしていようと思っても落ち着かなくて駄目や、歩きすぎて足が痛いのに」と話す夫。だんだん良くなるから焦らずに頑張ろう!