失語症の看護診断・社会的相互作用の障害
看護診断:コミュニケーションの障害に関連した社会的相互作用の障害
看護目標
グループ会話への参加を勧めコミュニケーションを増す
徴候と症状
会話への参加を好まない。社会的行事を避ける。家族や友達からの孤立
看護介入
① 可能な時はいつでも患者を会話に加える。そして患者の家族や友人に同様にするよう指導する
② 患者にとって親しみのある適切な会話の主題を選ぶ
③ ラジオ、テレビ、オーデイオ、ビデオなどをうまく使って患者を刺激する
理論的根拠
① 患者がたとえ「はい」「いいえ」しか言えない、ジェスチャーしかできないとしても、会話にそれなりに参加できる
② もし話の主題が患者の興味のあるものなら、喜んで参加するだろう
③ 会話を聞くことが患者にとって有益であろう。しかし過剰な刺激を避ける
患者目標
他の患者やグループと社会的に関係し始めることができる
参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン