パーキンソン病の看護診断・身体可動性障害

パーキンソン病の看護診断・身体可動性障害

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看護診断:運動緩慢、振戦、筋硬直に関連した身体可動性の障害

看護目標

最高の可動性を維持し、セルフケアを確立させる

徴候と症状

振戦、筋硬直、舞踏病、姿勢反射の低下

看護介入

① Lドーパ中毒で頻回の転倒に苦しみ平衡が取れないと訴える患者を評価する。医師に重要所見を報告する

② 第一歩を踏み出すために頭の中に書いた線を踏み越えるとか、端から端へ足を揺り動かす、などの可能性を改善する方法を患者に指導する

③ 椅子の端に体を移動し、手を椅子のひじ掛けに置き、頭を軽く前に傾けひざを曲げ、両足を床に平らに30~38センチ開いて置き、ゆっくりとリズミカルに椅子の前のほうに体を揺らして3まで数えながら椅子から立ち上がるよう患者に指導する

④ 安全を確保し楽に移動できるようにベッド紐、牽引ブランコ、夜間燈などの役立つ器具や装置を用意する

⑤ 積極的な関節可動域運動、進展運動、マッサージなどを含む日常運動プログラムを患者がパーキンソン病と診断されたら直ちに開始する

⑥ その患者にあった運動や可動性の練習方法を決めるためと、治療を前進させるために理学療法士に患者を紹介する

⑦ 更衣、入浴、料理、家庭用品と家具に適応するなどについて支援するため、必要に応じて患者を作業療法士に紹介する

⑧ 日常生活動作と運動をどのようにしていくかの資料を得るために、パーキンソン病協会などの団体に患者を紹介する

 

 

理論的根拠

① 長時間のLドーパ療法は著しい不安定な姿勢の原因となる。この現象では突然の無動発作がすべての機能的能力の経過を中断し、患者を不動とする

② 硬直は特定の運動をするために筋肉を弛緩したり緊張したりすることができなくなる

③ 硬直は立ち上がったり、もっと難しいある特定の運動をするために、筋肉を弛緩したり緊張するのをできなくする。リズミカルに体を揺らすことは運動を容易にする

④ ベッドひもは通常ベッドの横側か足側にその一端を固定してあり、患者が起き上がって座ったりベッド上で向きを変えるのに役立つ。

⑤ 定期的運動はパーキンソン病の影響に拮抗し患者が機能を維持するのに役立つ。内服薬が一番聞いている期間に運動するようスケジュールを立てることが、患者の最適レベルで機能させやすくする

⑥ 理学療法士は歩行練習、安定した姿勢の回復、細かい技術の再学習自身の再獲得などで患者を支援する。それにより転倒の危険を小さくするのに役立つ

⑦ 作業療法士は患者と介護者に運動機能の喪失に対し代償する技術を指導し、適切な設備を注文し、患者と介護者に、最大限自活するための適切な器具の使い方を訓練する

⑧ 指導者は教育を強化し、患者が病気に適応するのに役立つ

患者目標

・ 拘縮を起こすことがない

・ 自立を維持する

 

 

参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン

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