外科的ケアの看護診断・身体可動性の障害

外科的ケアの看護診断・身体可動性の障害

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看護診断:関節置換、術後活動不耐、疼痛に関連した身体可動性の障害

看護目標

① 転倒やほかの外傷を防ぎ、最高の機能と可動性を保つ

② 限られた範囲の補助の元での歩行を促す

徴候と症状

協同性障害。可動域制限。持久力低下。異常な身体均衡。疼痛と疲労を訴える。活動の低下。労作時呼吸困難、不快感。

看護介入

① 皮膚統合性を評価し維持する

② 術後適切な体軸に姿勢を保つ

③ 受動的および能動的可動域運動を行うよう促す

④ 休息期をもうけながら、次第に活動を増していく

⑤ 必要に応じて鎮痛薬を指導する。患者が活動拡大を試みるときには、鎮痛薬を要求するよう促す

⑥ 可能であれば術後、2日目また3日目に歩行を開始するよう促す

 

理論的根拠

① 不動性は褥瘡や皮膚損傷などを起こすことにより、高齢者の皮膚統合性の障害の原因になる

② 適切な体軸に姿勢を保つことにより、不動性を招く変形や外傷を防止する

③ 長期ベッド上安静により筋力喪失が進む

④ 活動拡大により歩行を促進し、不動性を防ぐ。休息時間を設けることでエネルギーを回復し疲労を軽減できる

⑤ 鎮痛薬使用は、術後の活動時に伴う疼痛を焼失させるのに役立つ。患者が活動域拡大を試みている際、鎮痛薬を使用することにより患者が動きに対し、よりよく耐えられるようになる

⑥ 早期歩行を開始することで、深呼吸を刺激し廃容量を15~20%増加できる。また褥瘡、静脈血栓、肺合併症などの浮動性に伴う合併症を予防できる

患者目標

・ 限られた範囲内で補助のもとで歩行することができる

・ 転倒や外傷で苦しむことがない

 

 

参考資料:看護診断に基づく高齢者ケアプラン

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