骨粗しょう症の看護診断・セルフケア不足:入浴・行為など
看護診断:機能的能力の低下に関連したセルフケア不足:入浴・行為など
看護目標
無力状態を防ぎ、日常生活動作をするうえで自立性を骨折前のレベルに戻す
徴候と症状
日常生活動作の能力の最近の欠落、不動性、疼痛の恐れ
看護介入
① 患者の日常生活動作の能力を評価する
② 患者が説府ケア活動をするのに十分な時間を与える
③ セルフケア活動をする30分前に、鎮痛薬を投与するようなスケジュールを組む
④ 定期的に患者の日常生活動作の能力の進歩を評価する
⑤ 患者がセルフケアの仕事をやり遂げるのを積極的に援助する
⑥ 患者が日常生活動作をするのを助ける支援システムを確認する。訪問看護機関や物理療法士、作業療法士に相談することを考える
理論的根拠
① この評価は看護師が患者の機能的能力の程度を決定するのに役立つ
② 達成感を促進するために十分な時間を与え、無力感をなくす。患者にセルフケア活動を促すことによって、無力状態を予防できる
③ 経口鎮痛薬は吸収するのに約30分間を要する。セルフケア活動をする前に鎮痛薬を投与することによって、患者の疼痛を和らげるばかりではなく、疼痛への恐怖を減少させる
④ 患者の進歩をモニターすることによって、看護師はさらにリハビリテーションが必要な部分を認識することができ、患者が作業できない要因をはっきり示すことができる
⑤ 積極的に援助して患者の自信を深めさせ、もっと仕事をするよう励ます
⑥ 支援システムは患者が基本的に必要とする看護に合わせて援助する
患者目標
入浴も更衣も自分自身でできる
参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン