トラゾドンてどんな薬?副作用や注意点は?
トラゾドンてどんな薬?
抗うつ効果が弱く睡眠を深くする効果に優れているので、抗うつ剤というより睡眠薬と考えたほうが良いかもしれません。
抗うつ効果を期待するときには、他の抗うつ剤の補助として使うことがほとんどです。
その場合は眠気が出てくる薬なので就寝前に1回服用することが多いです。
25mg錠剤と50mg錠剤があります。
トラゾドンの服用効果、メリットは?
眠りを深くする。
副作用が少ない。
SSRIやSNRIの副作用を軽減することがある。
不眠や性機能障害を緩和してくれる。
副作用が少なく使いやすい。
一般的な睡眠薬と違って体ににやさしい。
トラゾドンの服用効果、デメリットは?
眠気が出やすい。
抗うつ効果が弱い。
効果が短いですが、眠気が強く朝方に残ってしまうこともあります。
朝に起きれなかったり、眠気のために集中できないこともあります。
まれに持続性勃起障害がみられます。
トラゾドンの服用に向いている人は?
落ち込みの見られる不眠の人には、一般的な睡眠薬よりも効果がある。
睡眠を深くする効果があるので、眠りが浅くて熟眠感がない人には効果的です。
他の抗うつ剤の効果が不十分な人。
ゆっくり睡眠を改善したい人。
熟眠障害のある人。
うつ病やうつ状態の人。
一般的な睡眠薬で効果が不十分な人。
不安や落ち込みから不眠症になる人。
トラゾドン服用時の注意点は?
副作用の眠気などの症状が出ても、慣れてきますからまずは我慢してみて、生活上の支障が大きくなる場合には対策を考えます。
・対策1 薬を減薬する。
・対策2 他の薬に変える。
・対策3 副作用を和らげる薬を使う。
抗うつ剤にはさまざまな副作用がありますが、多くの場合慣れていきます。
我慢できない場合は医師に相談し対処します。
トラゾドンは長期内服しても大丈夫?
眠気などの副作用が強気からといって、突然薬をやめると、脳内が混乱してしまいます。
薬をやめたいときには医師と相談して徐々に減らしていく方法をとらなければなりません。
トラゾドンは副作用の少ない薬だといわれていますが、様子を見ながら調整するのが必要です。
トラゾドンは適量はどれくらい?
抗うつ剤として使用するときには、1日2回以上に分けて使用します。
少しづつ薬が体に蓄積していき1日中安定して効果が得られるようになります。
抗うつ剤として使用するときには、1日まで200mg使用できます。
睡眠薬として使用するときには、27~75mgで使用することが多いです。
副作用がなければ1日2回以上にして少しづつ薬を増量し効果をみます。
まとめ
夫はトラゾドン50ミリグラムの錠剤を1日1錠夕食後に飲んでいます。
副作用な眠気だけで、他にはなさそうなので安心しました。
トラゾドンの効能には、うつ状態を改善する薬とあります。脳の機能を調節する物質セロトニンの働きを活発にして、意欲を高め気分を楽にするのだそうです。
この薬は、抗うつ剤として用いるよりも睡眠薬をして用いられることが多いようです。
服用中のアルコールは禁になっていますが、薬を服用中はアルコールも車の運転もできないと思います。事故でも起こしてはもともこもありません。