夫の治療薬は体に合っているみたいだ
退院して9か月目
夫が病院を退院してから9か月目になる。
薬は最初からすると1種類だけ減量になっている。
減量になったのはレボトミンだが、あの薬がなくなってからは日中寝ることが少なくなった。
寝すぎて心配していたのだが、薬が中止になってからは歩く姿も病気になる前と同じになってきた。
前かがみだったり、小刻み歩行ではなくなったので、それだけでも外見は健康そうに見える。
それに、笑顔も出てきて、表情が豊かになってきている夫を見ると、そばで見ている私もホッとしてくる。
冬になる前は、一緒に散歩もしていたが、寒くなってからは本当に外へ出るのを嫌がるようになってきた。
穏やかな日を送れている
寒いから無理もないかもしれないけれど。
春になったらリハビリ頑張るという夫の言葉を信じていよう。
朝スポーツ新聞を買いに行くことが、夫の習慣になっている。
あとはパソコンで映画を見たり競艇をしたりしている。
1日の運動量がすごく足りないので、空腹になることも、疲れて眠くなることもないようだ。
しかし、毎日がそれなりに平和に遅れていることが、私には何より幸せだ。
このまま病気が安定し、薬が夫に適していて、日常生活を私の少しの介助で遅れることができていたらうれしい。
昨日外来受診だったが、夫の症状に変わりがなかったため「薬はそのままで」と医師にといわれた。
しかし、処方される薬が多いために、飲んだつもりでいても薬包紙の中に薬の錠剤が残っていて、ごみ箱に捨てられていすることもある。
今日はたまたま私がごみ箱に薬包紙とともに捨てられていた薬を発見した。
夫は故意に飲まないわけでないので「そうか、そうか」と言って飲んでくれた。