腎・尿路結石患者の看護計画

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腎・尿路結石患者の看護計画

#1結石の刺激や炎症による疼痛がある

看護診断 急性疼痛

関連因子:結石

診断指標:合図または言葉による疼痛の訴え、疼痛の証拠の観察

看護目標

長期:鎮痛薬及び鎮痛薬投与などの疼痛緩和方法を実施後、患者は疼痛が緩和したということができる

短期:1)疼痛があることを客観的に言える

2)疼痛を増強する因子を言える

3)疼痛緩和方法を実施できる

OP

・疼痛部位、症状出現状況、程度の観察

・随伴症状や関連痛の有無と程度

・検査データ

・治療内容

TP

・鎮痛薬、鎮痛薬の適切な投与、痛みが強くなる前に予防的に使用する

・VAS(視覚的評価尺度)を用いて痛みの程度を客観的に把握するなどして痛みに対する反応を聴く

・安楽な体位を工夫する

・患者とともに疼痛緩和方法を考える

・腰痛に効くツボの指圧を実施する

EP

・痛みに関する正しい情報を提供する

・鎮痛薬に対する正しい情報を提供し、依存に対する不安などを軽減する

 

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#2疼痛による悪心などの消化器症状がある

看護診断 悪心

関連因子:疼痛、結石

診断指標:唾液の分泌の増加、口腔内の酸っぱい味、げえと出そうな感覚

看護目標

長期:悪心が軽減する

短期:1)悪心を促進する因子がいえる

2)予防手段を使うことができる

OP

・悪心症状の出現状況、程度の観察

・食欲の有無、食事の摂取量

TP

・不快なにおいや光景を避ける

・冷たい、あっさりした食品を進める

・嘔吐後は含嗽を勧める

EP

・深呼吸や意識的な嚥下運動を実施してもらう

・食事は摂取量を少なめにしてゆっくり接種してもらう

・食事前・中・後に水分を摂取しすぎないように指導する

#3疝痛によって睡眠が障害されている

看護診断 不眠

関連因子:身体的不快

診断指標:患者が睡眠持続困難を訴える、患者が入眠困難を訴える

看護目標

長期:睡眠障害がなくADLを行うことができる

短期:1)睡眠時間が増加する

2)睡眠を妨害する因子に対処することができる

OP

・疝痛の出現状況、程度と鎮痛効果の観察

・睡眠時間、睡眠状態、昼間の眠気

TP

・服薬の時間と量の調節を医師に相談する

・患者が安静に入眠できる環境を整える

EP

・生活パターンを規則正しく整えるようアドバイスする

 

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#4患者家族は疾患や痛みに対する不安あるいは恐怖を抱いている

看護診断 不安

関連因子:健康状態に対する脅威

診断指標:発汗の増加、血圧の変動、心臓の激しい鼓動

看護目標

長期:心理的な安楽が増大する

短期:1)抱いている感情を表現できる

2)痛みのコントロールや治療へ主体的に参加できる

OP

・生理的、情動的、認知的反応

・不安のレベル

TP

・患者に疼痛などに対する感情や考えを表現するように勧める

・患者のそばにいて安心と安楽を提供する

・感情が落ち着いたら治療計画に関する医師の説明を補足する

EP

・リラクゼーション法を指導する

 

#5結石再発予防のための行動がとれない可能性がある

看護診断 非効果的自己健康管理

関連因子:行動を起こすきっかけが不十分、知識不足

診断指標:危険因子を減少させる行動をとることができない、健康目標を達成するには効果的でない選択を、毎日の生活の中で行う

看護目標

長期:再発予防のための行動を実践する意志や具体的方法を表現する

短期:1)自己の結石生成要因を言える

2)水分摂取の必要性がいえる

3)食事療法の必要性と内容を言える

4)報告すべき結石による徴候や、排出された結石を採取しておく必要性がいえる

OP

・生活習慣と生活状況:食生活習慣、思考、水分摂取、尿量、運動量、家族歴

・結石の原因や誘因となる疾患などの有無:尿流停滞、尿路感染、内分泌代謝異常、薬物

・尿比重

TP

・排泄された結石を検査に出す

・薬物療法を行う際は適切な服薬管理をする

EP

・再発率の高さと結石の危険性及び成功例を説明する

・適量の水分摂取を進める。1日尿量を2000ml/日保つように勧め、水あるいはほうじ茶を選択してもらう

・食事は変色を避け、三食をバランスよく規則正しく

・夕食は就寝4時間前には摂取を済ませる

・結石の成分によって食事指導を行う

・予防的な薬物療法が必要な患者に指導する

・同じ姿勢を長時間取らないように説明する

・尿量低下、尿の沈殿物、濃縮尿があれば報告するように説明する

参考資料:疾患別看護過程

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