夫の闘病・認知症サポーターキャラバン

夫の闘病・認知症サポーターキャラバン

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認知症サポーターキャラバン

最近、認知症サポータとか認知症キャラバン隊と言った言葉をよく耳にするようになってきたが、私の勤務する職場にも、認知症キャラバン隊がやって来た。

 

認知症サポーターが地域でどのような働きをするのかについて興味があったので参加した。

認知症を学んで、地域で認知症の人やその家族を応援しよう、地域で支えようというのがキャラバン隊の目的のようだ。

 

認知症の仕組みや、認知症の人の特徴やその対処法、予防法などの指導を受けた。入浴したがらない認知症の人を入浴させるにはどのように対応したらよいかなど、参加者を交えて実践した。

教材で認知症について学ぶとともに、実践を通して認知症の特徴を知り、認知症の人に適した有効な接し方が必要であることなどの指導を受けた。

 

「しりとり」が意外に認知症の予防に効果があるらしい。

 

講義終了後に、認知症サポーターを証明するオレンジリングが配られた。「認知症の人を応援します」という意思を示す目印にもなるリングだ。

 

オレンジリングをつけていることで、周囲の人に誤解されることなく困っている人を援助することが出来るという利点がある。

 

地域では高齢者がドンドン増加し、比例して認知症の人数も増加している。認知症の人やその家族を地域全体で支える活動は、大切で、必要なことだと感じた。

 

認知症の人への具体的な対応の7つのポイント

 

まずは見る:認知症と思われる人に気付いたら、本人やほかの人に気づかれないように、一定の距離を持ちさりげなく様子を見守ります。近づきすぎたりじろじろ見るのは禁物です。

 

余裕を持って対応する:こちらが困惑や焦りを感じていると、相手にも伝わって動揺させてしまいます。自然な笑顔で応じましょう。

 

声をかける時は一人で:複数で取り囲むと恐怖心をあおりやすいので、できるだけ一人で声を掛けます。

 

後から声を掛けない:一定の距離で相手の視野に入ったところで声を掛けます。唐突な声掛けは禁物。「何かお困りですか?」「おてつだいしましょうか?」「どうなさいましたか?」など。

 

相手に目線を合わせて優しい口調で:小柄の方の場合は、身体を低くし目線を同じ高さにして対応します。

 

穏やかではっきりした話し方で:高齢者は耳の聞こえにくい人が多いので、はっきりと話すように心掛けます。大声や甲高い声でまくしたてない事。その土地の方言でコミュニケーションをとることも大切です。

 

相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する:認知症の人は急がされるのが苦手です。同時に複数の問いに答えることも苦手です。相手の反応を伺いながら会話しましょう。

たどたどしい言葉でも相手の言葉をゆっくり聞き、何をしたいのか相手の言葉を使って推測・確認していきます。

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