突発性難聴の原因は?

突発性難聴の原因は?

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突発性難聴の最新情報

突然前触れもなく耳が聞こえなくなる突発性難聴は、放っておくと聴力が戻らなくなってしまうことがあります

突発性難聴とは、基本的に片側の耳に突然発症する。原因は?

突発性難聴は明らかな原因もなく突然耳が聞こえなくなる病気です

どの年齢層でも発症する可能性はありますが、特に仕事や家庭のことでストレスがかかりやすい30~60歳代の人に多い傾向があります

原因ははっきりしていませんが、睡眠不足、不規則な生活、多量の飲酒、疲労の蓄積、糖尿病のある人に多く見られます

そのため、次の2つが発症に関係しているのではないかと言われます

血流障害

はっきりとしたことはわかっていませんが、内耳にある蝸牛の有毛細胞に血流障害がおこることで発症すると考えられます

・ウイルス感染

過労やストレスで免疫の働きが低下したときにウイルスに感染すると、有毛細胞や電気信号を脳に伝える聴神経に炎症が起こり、発症すると考えられています

 

突発性難聴は基本的に片側の耳に起こります。難聴以外の症状として耳鳴り、耳がふさがったような感じがする耳閉感を伴うことが多くみられます

さらにめまいなどの症状を起こすことがあります。このめまいは繰り返さないのが特徴です

 

血流障害によって内耳に長い時間血液が流れないと有毛細胞が壊れてしまいます

一度壊れると再生しないため突発性難聴を発症後、治療しないまま時間が経過してしまうと聴力障害が強くなることがあります

遅くとも1週間以内に治療を開始することが大切です




薬物療法、ステロイド薬で有毛細胞のむくみや炎症を抑える

突発性難聴には今のところ根本的な治療法はありません。なるべく早く入院して安静を保ち薬物療法を開始し、症状を改善する必要があります

 

薬物療法では一般的にステロイド剤を使用し、血流障害によっておこる有毛細胞や聴神経のむくみや炎症を抑えます

薬物療法ではステロイドのほかに内示の血流を改善するために補助的に血管拡張薬や抗凝固薬、代謝改善薬の内服薬を併用することがあります

 

薬物療法を行う機関の目安は~2週間程度です。治療を開始するとすぐに症状が改善することがあります

発症時にめまいを伴ったり、全く聞こえなくなっている場合には治りにくい傾向にあります。発症から1か月以上たってから治療を開始した場合も、治りにくくなります

 

内耳の血流を改善する治療、高圧酸素療法や星状神経節ブロックを行うことも

薬物療法で改善しないときには以下の治療を行います

・高圧酸素療法

医療用の酸素カプセルや専用の部屋に入り、気圧より高い圧をかけた環境下で高濃度の酸素を吸入して、血流をよくする治療方法です

・星状神経節ブロック

星状神経節は首にある交感神経の中継点で、上半身の交感神経をコントロールしています

尾の部位に交感神経の働きを抑える薬を注入するか、レザーを当てることで、血管が拡張して血流がよくなったり緊張していた筋肉が弛緩してリラックスするなどの効果が期待できます

これらの治療法も早期に行わなければ、効果が得られないことが多いです

補聴器・人工内耳による治療、クロス補聴器や人工内耳で聞こえを改善する

薬物療法などを行っても聞こえが改善しない場合は、聞こえない側の耳の聞こえを補うために両耳にクロス補聴器を装用することがあります

 

クロス補聴器は難聴側の耳に話しかけられたときに聞こえる側の耳に音声を電波で転送して聞こえるようにするものです

 

突発性難聴は一般的に同じ耳に再発することはないので聞こえなくなる症状を繰り返す場合には、メニエール病や外リンパ瘻、急性低音障害型感音難聴など別に病気を疑う必要があります

 

 

参考資料:「きょうの健康」

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