夫の闘病・初めてのめまい
初めてのめまい
自室で自己流に筋力をつける為の体操をしていた時、夫はひどい眩暈に襲われた。
その後安静しにしていたが、起き上がろうとする時や、少し体を動かしたり、頭を動かしたり首をひねったりする時などに急に「眩暈がする」と訴えた。
眩暈と共に吐き気も訴えたが嘔吐はなかった。当然その日はおにぎりなどを摂取し食事量も少なくなった。
その眩暈は、次の日にはほとんど見られなかった。1日で良くなったのが、有難いけれど不思議だ。
無理な運動のせいかもしれないと思ったが、とりあえず次の外来受診日には担当医に報告しなければならない。薬の副作用という事も考えられる。
2日後の外来受診日に、さっそく医師に眩暈の報告をした。医師は薬を2種類減らした。
血圧に関しては毎日測定していたので医師に記録表を見せた。病院で測定する時は160ほどあっても、自宅では130ほどなのだ。
「病院で測定する値よりも自宅で測定する値の方が正しいでしょう」と医師は言い、血圧値はほぼ正常と判断したようだ。
夜間眠れるか否かを夫に確認し、眩暈予防の為にインデラル錠を4条から2錠に減量し、トラゾドン塩酸塩錠を無くした。
これで眩暈がなくなり、動くことに支障がなくなればよいが。しかし薬の減量による睡眠障害がないとも断言できず、その点は少し不安だ。
インデラル錠の効能:高血圧や頻脈、狭心症の症状を改善する薬。心臓の働き過ぎを抑える心筋の異常な収縮を鎮めます。震えを改善します。(めまいやふらつきが起こることがあります)
トラゾドン塩酸塩の効能:憂鬱な気分やふさいだ気分を改善したり意欲の低下を改善する薬。