使用後の器械、器具に対する消毒、滅菌、洗浄

使用後の器械、器具に対する消毒、滅菌、洗浄

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使用後の器械、器具に対する消毒、滅菌、洗浄

内視鏡の生検鉗子

内視鏡の生検鉗子は、クリティカル器材に分類され、オートクレーブによる高圧蒸気滅菌で処理します

1滅菌の手順

① 肘までの長めの雑用手袋、防水性エプロンまたはガウン、マスクとゴーグルまたはフェイスシールド・マスクを着用する

② ガーゼで汚染物質をふき取る

③ 水道水と酵素入り洗浄剤で洗浄する

④ 水道水で十分すすぐ

⑤ 滅菌水でリンス

⑥ 手袋、エプロンまたはガウン、マスクとゴールまたはフェイスシールド・マスクを着脱する

⑦ 手が肉眼的に汚れていなければ、擦式アルコール製剤で手指消毒する。汚染がある場合は手洗いする

⑧ 未使用の清潔な手袋を装着する

⑨ 滅菌水から取り出し乾燥機に入れる

⑩ 未使用の清潔な手袋をして、乾燥機から取り出しパックする

⑪ パックごとオートクレーブに入れる

⑫ 手袋を外す

2保管

① オートクレーブから取り出す

② 湿気のない清潔な場所に保管する

 

超音波ネブライザー

1消毒の手順

① 肘までの長めの雑用手袋、防水性エプロンまたはガウン、マスクとゴーグルまたはフェイスシールド・マスクを着用する

② 水道水と洗浄剤でブラシを用いてよく洗う

③ 水道水ですすぐ

④ 塩素ベースの薬剤にした巣(20分間)

⑤ 雑用の手袋、エプロンまたはガウン、マスクとゴールまたはフェイスシールド・マスクを着脱する

⑥ 手が肉眼的に汚れていなければ、擦式アルコール製剤で手指消毒する。汚染がある場合は手洗いする

⑦ 未使用の清潔な手袋を装着する

⑧ 滅菌水でリンス

⑨ 乾燥機に入れて乾かす

⑩ 手袋を外す

2保管

① 未使用の清潔な手袋を装着する

② プラステックまたは紙の清潔なバッグに入れ、密閉して湿気のない戸棚などに保管する

③ 手袋を外す

 

内視鏡

内視鏡洗浄機を使用しますが、その5つの工程です。自動的かつ安全に行うメリットがあります

① たんぱく分解酵素入り洗浄剤での洗浄

② 流水でのすすぎ

③ グルタールアルデヒドによる消毒

④ 滅菌水のよるリンス

⑤ 乾燥

1消毒の手順

① 肘までの長めの雑用手袋、防水性エプロンまたはガウン、マスクとゴーグルまたはフェイスシールド・マスクを着用する

② 内視鏡の外側の汚染を除去する(ガーゼなどでそっと優しくふく)

③ 内視鏡洗浄機にかける。時間や薬剤濃度などの設定は、機械の使用法に従う

④ 手袋、エプロンまたはガウン、マスクとゴールまたはフェイスシールド・マスクを外す

⑤ 手が肉眼的に汚れていなければ、擦式アルコール製剤で手指消毒する。汚染がある場合は手洗いする

2保管

① 未使用の清潔な手袋を装着する

② 内視鏡を洗浄機から取り出し、湿気のない清潔な場所に保管する

③ 手袋を外す

 

人工呼吸器チューブ

消毒の手順

① 肘までの長めの雑用手袋、防水性エプロンまたはガウン、マスクとゴーグルまたはフェイスシールド・マスクを着用する

② 専用のブラシを使い水道水で水洗いする

③ 専用のブラシを使い酵素入り洗浄剤で洗う。内腔まで洗うこと

④ よくすすぐ

⑤ 塩素ベースの薬剤に浸す(20分)

⑥ 手袋、エプロンまたはガウン、マスクとゴールまたはフェイスシールド・マスクを外す

⑦ 手が肉眼的に汚れていなければ、擦式アルコール製剤で手指消毒する。汚染がある場合は手洗いする

⑧ 未使用の清潔な手袋を装着する

⑨ 滅菌水でリンスする

⑩ 乾燥機で乾燥させる

⑪ 手袋を外す

 

喉頭鏡

1消毒の手順

① 肘までの長めの雑用手袋、防水性エプロンまたはガウン、マスクとゴーグルまたはフェイスシールド・マスクを着用する

② 喉頭鏡の外側の汚染をガーゼで拭いて除去する

③ 電球を取り出し本体と分ける

④ 本体:水道水と酵素入り洗浄剤で十分に洗う。水道水ですすぐ。グルタールアルデヒドに浸す。必ず蓋のある容器を使用する

電球:酵素入り洗浄剤で十分に拭く。洗浄剤の成分が残存しないように十分に水拭きする。蓋のある容器にガーゼなどを入れ、グルタールアルデヒドに浸し、それに電球をくるむ(20分)

⑤ 手袋、エプロンまたはガウン、マスクとゴールまたはフェイスシールド・マスクを外す

⑥ 手が肉眼的に汚れていなければ、擦式アルコール製剤で手指消毒する。汚染がある場合は手洗いする

⑦ 未使用の清潔な手袋を装着する

⑧ 本体:滅菌水によるリンスを行い、乾燥機に入れて乾燥させる

電球:滅菌ガーゼ、滅菌水を用いて十分に拭き乾かす

⑨ 手袋を外す

2保管

① 未使用の清潔な手袋とする

② 清潔なビニールなどのパックに詰め密閉して湿気のない清潔な場所に保管する

③ 手袋を外す

 

口腔・直腸体温計

1消毒の手順

① 肘までの長めの雑用手袋、防水性エプロンまたはガウン、マスクとゴーグルまたはフェイスシールド・マスクを着用する

② 水道水と洗浄剤でブラシを用いてよく洗う

③ 水道水ですすぐ

④ 塩素ベースの薬剤に浸す(20分)

⑤ 手袋、エプロンまたはガウン、マスクとゴールまたはフェイスシールド・マスクを外す

⑥ 手が肉眼的に汚れていなければ、擦式アルコール製剤で手指消毒する。汚染がある場合は手洗いする

⑦ 未使用の清潔な手袋を装着する

⑧ 滅菌水によるリンス

⑨ 清潔な布または紙で水分を十分にふき取る

⑩ 手袋を外す

2保管

① 未使用の清潔な手袋を装着する

② 清潔なビニール、紙などに入れ、密閉して湿気のない清潔な場所に保管する

 

皮膚に総省のある患者に使用する水治療用タンク

水治療用タンクで最も重要なことは、張った水の管理です。使用された水の量に有効な塩素量を守り、投入することが大切です

聴診器、血圧計のカフなど

水道水と洗浄剤で不通に洗えるものは洗い、十分に乾かします。また聴診器などのように水で洗えないものは洗浄剤でふきます。このとき、洗浄剤の成分が残存しないように仕上げにさらに水拭きします

手順

① 雑用の手袋を装着する

② 洗浄・乾燥

③ 手袋を外す

④ 手が肉眼的に汚れていなければ擦式アルコール製剤で手指消毒する。汚染のある場合は手洗いする

 

便器・尿器

便器や尿器は基本的に洗浄・乾燥で十分です。ただし、これには患者間で使いまわしをしないことが原則です。高温の熱水または蒸気でと洗浄剤で洗浄し、よくすすいで乾燥させることが正しい処理方法です

必ず雑用の手袋、防水のエプロンなどを装着してから機械にかけ、着脱したら適切な方法で手を衛星にすることを忘れないでください

 

食器

食器は通常の熱処理とします。感染症特にMRSAの患者のものはデイスポーザブルにしようという施設もありますが、これは必要ではありません。感染症の有無で食器を区別したり洗い方を変えるというエビデンスはありません

栄養部門では熱処理し、おそらく塩素を使用しているはずですが、それで十分です

 

リネン類

使用後のリネン類には非常に多くの病原微生物が見られますが、これが実際に感染源になることは極めて少ないといわれています。一般的な衛生処理を行えば十分です

1リネンの回収方法

① ベッドサイドに一般用と湿性生体物質による汚染用の2種類のランドリーバッグを用意する

② ほこりを立てないように、静かにシーツやまくらカバーを外す

③ 外したリネン類は床などに置かずダイレクトにランドリーパックに入れる。血液、体液、排泄物で汚染されたものがあれば、雑用の手袋を装着し防水ランドリーバッグに入れる

④ 袋の口を閉じて回収場所に搬送する

リネン類のホルムアルデヒド消毒の禁止

APICガイドラインでは「作業場所ではホルムアルデヒドを発がん性の可能性がある物質として取り扱うべきである」とし、従業員の8時間加重した平均暴露濃度を0,75ppm に制限する基準を設けています

つまり従業員のホルムアルデヒドとの直接接触は制限しなければならず、ホルムアルデヒドの滅菌及び消毒処理における役割は制限されています

洗滌の適切なプログラム

リネン類の洗濯に関して71度Cの洗濯水、25分間を推奨していますが「洗濯サイクル、選択方法、塩素系漂白剤の量がコントロールされれば、低温の洗濯でも付着している微生物を十分に減少することができる」と述べています

高温水の供給が不可能な場合は、これに従って洗濯水と漂白剤の濃度を調整した工程をプログラムします。洗濯の温度には関係なく、乾燥時やアイロンがけの時の高温にも殺菌作用があります

 

 

 

参考資料:エビデンスに基づく感染予防対策

 

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