狭心症の看護診断・活動不耐の潜在的状態

狭心症の看護診断・活動不耐の潜在的状態

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看護診断:胸痛をコントロールできないことに関連した活動不耐の潜在的状態

看護目標

狭心症の症状をコントロールすることにより、高齢患者が望み必要とする活動を続けさせ、生活の満足感をはぐくむようにする

徴候と症状

肉体的活動の低下、運動中の狭心症

看護介入

① 患者に狭心痛発作の起こったときはすべての活動を止め、座るか、横になる菓子、処方されたニトログリセリンを使うことを指導する

② 5~10分間隔で3錠まで続けてニトログリセリン舌下錠を飲んでもいいことを指導する。もしこれでも狭心症が取れなかった場合には、医師を呼びすぐに近くの救急室に行くように患者に助言する

③ 患者にニトログリセリン使用により頭痛が起こることもあると注意しておく。その頭痛はアセタアミノフェンなどの鎮痛薬で治まる

④ 患者にニトログリセリンをいつも取れるところに置き、密閉された冷暗容器に保管しておくよう指導し、また6か月たったら新しいニトログリセリンを補給するように指導する

⑤ 患者自身が心臓の症状を認識し、症状を緩和できるように指導する

⑥ 軽い準備運動をすることから始め、散歩などの軽い運動でゆっくり終えるというような、運動療法を始めるよう患者に指導する

 

 

理論的根拠

① 亜硝酸薬は末梢血管、側副血管、冠動脈を拡張して狭心痛を和らげる。ニトログリセリンは低血圧や気の遠くなりそうな感じを起しうるので、座り込んだり横になったりすることで転倒を防ぐ

② 休養や亜硝酸薬で治まらない痛みは、心筋梗塞によるものかもしれない

③ ニトログリセリンは脳血管を広げるので頭痛が起こる

④ ニトログリセリンはすぐにその効力や有効性を失う

⑤ 狭心症と上手に付き合っていくには、症状に対する認識やその処置によるところが大きい

⑥ 運動療法は体調を整えることを促進する。軽い準備運動は深部筋の温度を上昇させ、筋肉の傷害を防魏、高齢患者にとってはゆっくり心拍数を上昇させるための時間の余裕を作る。ゆっくりと運動を終了することは、安静時の基本心拍数に戻るまでの時間の余裕を作るが、高齢患者ではより長い時間を必要とする

患者目標

胸痛発作を起こすことなく、規則正しく運動することができる

 

 

参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン

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