褥瘡の看護診断・活動不耐の潜在的状態
看護診断:衰弱感に関連した活動不耐の潜在的状態
看護目標
適切なレベルに機能を促進し、休息の時間をとる
徴候と症状
行動力の低下、日常生活動作する力が低下、休息時間を増す必要性
看護介入
① 入院時及び病気の経過に伴って定期的に患者を評価する
② 患者が耐えられる範囲で休息と運動の期間のスケジュールを決める
③ 就床患者には能動的および受動的可動域運動を指導する
④ 必要があれば理学療法士や作業療法士に相談する
理論的根拠
① 患者の機能的能力を最初に客観的に評価することは、その後の改善あるいは悪化を比較する上での基礎になる
② 病気は患者を弱めるが患者は身体的能を維持しなければならない。運動時間を段階的に増やしていくことが機能を最適にする
③ 運動は拘縮を防ぎ、手足が動かないことを予防する
④ これらの療法士は患者の計画や管理の手助けをしてくれ、在宅看護計画を立ててくれる
患者の目標
治療を含めて1週間以内には機能的能力を回復することができる
参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン