浣腸を行ってはいけない症状とは?

浣腸を行ってはいけない症状とは?

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浣腸を行ってはいけない?

浣腸や摘便は便が直腸まで下りてきているのに自力で出せない時に、強制的に又は人為的に排便させる方法である。便秘だからと言って安易に行うのではなく、実施するうえで注意事項や合併症などのリスクを考えてケアに当たることが大切である。

 自然排便を促すための効果的な方法は?→座った状態でいきむことが出来るようなケアをする

自然排便とは直腸の収縮力、腹圧、重力の働きによって自然に排便することである。また便意を感じるのは自律神経が排便反射によって直腸が収縮したがっているという事である。

その為患者が便意を訴えたらすぐにトイレに誘導することが大切なポイントとなる。

排便に導くアセスメントとケア

高齢になると筋力が弱ってくるため自然な排便が難しくなる。特に寝たままでは重力がつかえず腹圧も半分しか使えないので、座った状態でいきむことが大切となる。

その結果腸に便が残りやすくなってしまう。こうした状態でも適切な排便に導くアセスメントケアは重要である。




①アセスメント項目(便の性状、回数、量、臭い、排便習慣、腸蠕動音の有無、既往歴、内服薬、食事内容、排便動作などをアセスメントする)

②排便時の姿勢(いきみ易く腹圧がかかりやすい姿勢を保持する)

③便秘の予防(運動不足、生活変化、食生活)

④マッサージや温罨法(腸に沿って腹部マッサージをすることは腸を刺激し、便を直腸方向におろす効果がある。また温罨法は腸が刺激されて蠕動運動が促進され排便排ガスを促す効果がある)

 

浣腸を行ってはいけない症状とは?→浣腸は頭蓋内圧亢進症状、重篤な心疾患、高血圧症の患者には禁忌である

浣腸は急激に血圧を下げる、その為頭蓋内圧亢進症状、重篤な心疾患、高血圧症の患者は禁忌とする。また術後患者の摘便は、注意深く行う必要がある。

浣腸の目的と禁忌

①目的(浣腸の種類には、グリセリン浣腸と高圧浣腸がある。グリセリン浣腸は直腸内の宿便や貯留したガスの排除に対して行われる。

高圧浣腸は肛門括約筋機能不全による便秘や便失禁に対して行われたり、造影剤や薬剤の注入、手術や検査前処置として実施される。

②禁忌(浣腸は急激に血圧を下げる為、頭蓋内圧亢進症状、重篤な心疾患、高血圧症の患者は禁忌とする。手技や腸管によっては穿孔を起こしたりするリスクがある。

 

参考資料:看護技術ケアの疑問解決Q&A

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