感覚遮断の看護診断・感覚ー知覚の変調:視覚

感覚遮断の看護診断・感覚ー知覚の変調:視覚

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看護診断:視力障害、老眼、リクルートメント、夜盲症に関連した感覚ー知覚の変調:視覚

看護目標

① 自立の最適なレベルに視力を回復させる

② 加齢に伴う生理的な視力変化に適応できるよう、環境を調節するのを援助する

徴候と症状

小さな活字を読むことが困難。外傷。コミュニケーション技術の低下。頻回な転倒。夜間は車を運転したがらない

看護介入

① 片目で新聞を読んでもらうことにより、視力を調べる。患者が眼鏡やコンタクトレンズを使用しているときは矯正レンズ装着下で検査する

② メガネやコンタクトレンズの必要性を評価する

③ メガネは石鹸と流水で十分洗ってから、繊維のつかない布を用いて水分をふき取り乾燥させる

④ 矯正レンズ以外の視覚を補助する器具を使うことを勧める。光ワットの電球、大きなダイヤル数字の電話など。

⑤ 患者の視力障害に合わせて環境を整備する。身の回り品は場所を変えない。食事の際は時計回りに料理を並べ、患者に何がどの場所にあるか説明する

⑥ 望遠鏡、拡大レンズ、投影機器など医師により処方された拡大機器を患者に提供する

⑦ 可動性を保てるように、介助者と一緒に歩くように勧める。歩行時は介助者の上腕に手を置き、介助者の横に並んで歩き、廊下や階段では介助者のやや後方横に位置して歩行するように指導する

⑧ 患者の周囲は十分な照明を確保する。細かな作業を行う際はさらに照明を追加する。浴室洗面所や寝室には夜間燈を設置する。蛍光灯の使用は避ける

⑨ 眩暈を軽減させるために、サングラス、帽子、日傘の使用を促す

⑩ 刺激度の強いワインカラー赤、黄、橙などを環境色として用い、見にくい青、緑、紫は避ける

⑪ 支援グループや高齢者に対してサービスを提供する協会に患者を紹介する

理論的根拠

① 患者の日常生活上における視力障害の有無を調べるのに役立つ

② メガネやコンタクトレンズにより視力の劇的な改善を得る。特に無水晶体患者に効果が大きいい

③ 汚れたメガネは視覚を妨げる

④ 眼科機器以外の補助器具の使用により、視力障害患者の視覚増強に対する援助が可能になる

⑤ 環境を整備することで危険を防止しながら患者の可動性が促進される。身の回りの物を決められた場所に置くことによって患者は常に確実に、何がどこにあるか把握できる

⑥ 低倍率の眼科機器を使用し。部分的に物体を拡大することで視覚改善が得られる

⑦ この方法を使用することにより、視力障害者は危険を防ぎながらの歩行が可能になる

⑧ 集中的に証明することで細かなものも十分に証明される。夜間灯を使用することで危険防止につながる。蛍光灯はめまいを与えるため使用を避ける

⑨ 高齢者はめまいに対し敏感であり、それに伴う視覚障害及び不快感を覚えることが多い

⑩ 明るく強い色彩は比較的よく視覚を刺激するのに対し、暗い色彩は色別を困難にする

⑪ 支援グループや協会は、視力障害を防ぎ、機能的自立に役立つ様々な内科的、外科的、眼科的理学療法的情報を提供する

患者目標

・ 自らの生活環境において、安全に機能的に動くことができる

・ 視覚機器を用いることで、自らの生活環境において機能的に動くことができる

 

 

参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン

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