感覚遮断の看護診断・感覚ー知覚の変調:位置感覚・触覚

感覚遮断の看護診断・感覚ー知覚の変調:位置感覚・触覚

スポンサーリンク

看護診断:触角の低下に関連した感覚ー知覚の変調:位置感覚・触覚

看護目標

皮膚の損傷を防ぐ

徴候と症状

感覚過剰負荷。頻回の熱傷。褥瘡形成。皮膚損傷。孤立。興奮。錯乱

看護介入

① 綿球と安全ピンを用いて、両上肢、両下肢、前額部をわずかに刺激し、触角を評価する

② 疼痛の有無を入念に観察する。特に、心疾患に伴う疼痛、大腿骨頚部骨折、店頭に関連する疼痛の存在を確認する

③ 褥瘡を防ぐために、体位変換や廃部マッサージなどの必要な処置を行う。他の方法では褥瘡予防が不可能と判断される場合は、渦巻き状フォームマットレスのような、褥瘡予防用の特殊マットレスを使用する

④ 給湯温度を49度以下に設定する。入浴用温湯は温度計を用い46度以上にならないように調節する

 

 

理論的根拠

① これらの検査は、看護師が患者の触覚低下の有無を確認する助けとなる

② 一般に、重度の損傷や虚血の徴候である強い痛みさえ感じない可能性がある

③ 位置感覚障害のある患者がさらに体動制限を伴った場合は、褥瘡の発生する危険は非常に高い

④ 疼痛知覚に障害を持つ患者は、温湯による熱傷の危険が高い

患者目標

引き続き皮膚損傷を防ぐことができる

 

 

参考資料:看護診断に基づく高齢者ケアプラン

タイトルとURLをコピーしました