肥満(メタボリックシンドローム)患者の看護計画

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肥満(メタボリックシンドローム)患者の看護計画

#1肥満の進行による随伴症状の悪化

看護診断 非効果的健康維持

関連因子:適切な判断ができない、非効果的家族コーピング、非効果的個人コーピング

診断指標:基本的健康実践についての知識不足があることを示す、健康行動を改善することに対する

看護目標

長期:肥満の原因、肥満防止の食事、運動を含む健康行動について説明できる

短期:1)変更後の生活行動の管理、合併症の予防に必要な、あるいは望ましい行動を実行する意志があると説明する

2)報告する必要のある症状や徴候をあげられる

OP

・身体的状況

・不安の強さ

・コミュニケーション能力

・経済的状況

・精神状況

・家族のサポート状況

・行っている健康管理行動

TP

・患者家族に医療システムの活用方法、情報を提供する

・現在の身体状況、行われている治療とその必要性について患者家族と話し合う

・話し合う中で不安要因を見出す

・話し合う中でできていることを見出し、肯定賞賛する

・過去の治療で患者が失敗したと思っていることを検討し工夫して改善できるように促す

EP

・肥満の誘因成り立ち、肥満が及ぼす合併症について説明する

・食事療法、運動療法の必要性を説明する

・低カロリー食品、料理、料理法の工夫点について指導する

・空腹時の対処法について説明する

・出来ている部分を肯定し意欲を高める

・他患者の成功例を示し自信をつける

・食事運動体重などを記入した日記をつけることを指導する

・ライフスタイルの変更には時間がかかることを説明する

 

#2不適切な食行動、運動不足による摂取エネルギーと消費エネルギーの不均衡

看護診断 非効果的自己健康管理

関連因子:知識不足、治療計画の複雑さ、ソーシャルサポートの不足、行動を起こすきっかけが不十分

診断指標:危険因子を減少させる行動をとることができない、指示された治療方法を実施するのが難しいと言葉に出す

看護目標

長期:摂取エネルギーが消費エネルギーを上回らない

短期:1)適切な食事をとることができない

2)規則正しい運動を取り入れることができる

OP

・肥満の程度

・肥満の随伴症状の有無

・食習慣、嗜好

・食事摂取量、内容、回数、時間、環境

・1日の行動パターン

・職業、労働内容

・患者の食事療法、運動療法に対する気持ちを推移

TP

・受容的、共感的態度で接する

・支持的態度をとる

・信頼関係を確立する

・肥満についての知識を確認する

・肯定的な行動を見出し強化する

・患者の自発性を尊重する

・患者に適した指示エネルギー量を設定する

・患者とともにライフスタイルに沿った活動を計画する

・患者のせるふっけあ能力に応じた活動を援助する

・望ましい行動を受け入れられるように援助する

EP

・肥満の誘因成り立ち、肥満が及ぼす合併症について説明する

・食事療法、運動療法の必要性を説明する

・低カロリー食品、料理、料理法の工夫点について指導する

・空腹時の対処法について説明する

・出来ている部分を肯定し意欲を高める

・他患者の成功例を示し自信をつける

・食事運動体重などを記入した日記をつけることを指導する

・ライフスタイルの変更には時間がかかることを説明する


#3外部環境、ストレス因子に関連した過食

看護診断 非効果的コーピング

関連因子:コントロールの状態を知覚するレベルが不適切、ストレス因子に対処する準備の機会が不適切

診断指標:基本的ニーズを満足できない、適応行動を妨害するコーピング様式、ソーシャルサポート活用の減少

看護目標

長期:ストレス因子を理解し、ストレスに関連した過食が見られない

短期:1)ストレス因子を言える

2)患者に合った気分転換法、リラクゼーション方法を見出す

OP

・表情、言動、行動

・食欲の変化

・食事摂取量

・現在のストレッサー

・アルコール摂取量

・喫煙量

TP

・話がしやすい環境、雰囲気を作る

・信頼関係を形成する

・ストレッサーを解決できるようにともに考える

・生活の中で心地よさを見出しストレスを軽減できる

・食事制限がさらにストレスになっていないか確認する

EP

・ストレスによる衝動と空腹を区別し、空腹時に食事をすることを指導する

・患者のライフスタイルを考慮し、気軽に行えるリラクゼーション方法について指導する

・気分転換になるような行動をリストアップすることを促す

 

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#4肥満によるボディイメージの混乱に関連した事故に対する否定的な感情

看護診断 自尊感情状況的低下

関連因子:ボディイメージの混乱

診断指標:自己否定的な発言をする、孤立無援であると表明する

看護目標

長期:自己の肯定的な側面をとらえられる

短期:自己尊重を脅かす原因を認識できる

OP

・言動、行動

・コーピング方法

・社会生活への参加状況、付き合いの程度

・家庭内での様子、過ごし方

TP

・患者が思いを訴えられる環境を整える

・共感的、支持的態度で接し信頼関係を作る

・肥満体型について思いを聴く

・患者の自己否定的感情を受け入れる

・自己評価と生活行動との関係を明らかにする

・患者の肯定的な側面を見出す

・患者の肯定的な面を取り入れた減量計画を立てる

EP

・肯定的な能力を伝え強化していく

・できることから開始し、食事療法、運動療法を試みるよう促す

・一人で試みるのではなく、周囲がサポートすることを伝える

・患者会などのレクレーション参加を促す

 

参考資料:疾患別看護過程

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