夫の闘病・幻聴が治まらない

夫の闘病・幻聴が治まらない

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幻聴が治まらない

2回目の試験外出をした。夫の幻聴は一向に治っていなかった。2か月入院していたのに、少し残念な気がした。

 

ハンドルを握る私の横で、幻聴をの内容を話す夫。「ハンドルを回せ、ハンドルを回せ、電柱に車をぶつけろ」などと言う声が聞こえるという。そんなことを聴けば怖くて運転していられない。

 

車を運転しないという約束で外出しているのに、車にエンジンをかくてシャッターをあげる。自分で運転しようとしているのだ。ちょうど息子の車が車庫の前に駐車していたので、運転を思いとどまりエンジンを切った。

 

入院している時、病棟では幻聴があまり聞かれなくなったと言うが、外出時は幻聴が多すぎる。ずっと聞こえていたらしかった。

「今も言っている、今も聞こえる」という夫は、何も無いように笑顔をみせた。

 

しかし幻聴は確かに不自然な、病気の症状だ。これを治さなければ退院はできないのだ。

担当の医師には自分で幻聴の件について話をすると言う、だから私には黙っていてくれという夫。

 

私はただ症状が良くなればよいのだ、悪いことを告げ口するように思わないでほしい。症状が良くならなければ退院できないことを夫は理解しているのだろうか。

 

レジの人に「遅いから文句を言え」という幻聴。

床屋の人に「下手だから文句を言え」という幻聴。幻聴は嫌だ。幻聴は怖い。ちゃんと直さなければ試験外泊できないよ。

 

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