夫の闘病・初外出をした夫

夫の闘病・初外出をした夫

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初外出をした夫

病気が改善している夫の症状を子供たちに見てもらいたかった。しかしその日の夫は特に落ち着きが無いようだった。

 

2カ月ぶりにわが家へ戻ったのだから無理もないだろう。着替えを何度もしたり、家を出たり入ったり、少しの畑に肥料を繰り返しまいたりした。

 

ふらりと家を出るので慌てて後を追ったりした。車の運転も自分ですると言うのだ。無理にさせないわけにもいかず助手席でドキドキした。

 

 

食事の時もじっとしていられない様子ですぐに立ち上がってしまう。不穏だった。夫の後をついて回る私も良く動いた。

 

結局外出時に持参した不穏の為の薬を内服した。夫を見る機会が多い私にとっては、あまりおかしいと思わない夫の症状でも、子供たちにとっては確かにおかしな行動に見えるのだ。

 

外出した夫と行動を共にすることで、夫がやせてきた原因も理解できた。あれだけ歩く量が多ければ空腹にもなるし体重も減る。間食を要求する気持ちも分かる。

 

外食もしたいし床屋も行きたいという夫だが、今の状態では無理だ。第一ジッと散髪していられないだろう。外食に行っても食事をする前に歩き出してしまいそうだ。




私がトイレに行っているうちに居なくなってしまう可能性だってある。大勢の人中へはまだ出ることはできないだろう。
 

夫があんなに落ち着きがない原因は何だろう。病気は何だろう。薬の副作用は無くなったと思うし、うつかな?認知かな?先生に聞いて見なければならない。

 

良くなるのか、どれくらいかかるのか。

今のままの状態なら要支援を認定してもらって、デイサービス位は利用しなければ退院しても生活が難しいだろう。

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