退院前の試験外泊する

退院前の試験外泊する

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試験外泊

精神病院を退院する時には、まず外泊の練習をして、日常生活を無事に送ることができるか試験してみるのが通常らしい。

 

夫の外泊は無事に終わった。

次は退院の日を決めて今後の計画を立てる段階に入ると思う。

 

夫は不穏になることもなく精神的に安定していて終始穏やかだった。息子たちが夫の顔を見に夕飯時にきてくれた。

二人の息子は普段はアルコールを飲むのだが、夫が飲めないので食事時のアルコールを意識的に避けた。

 

特に夫の病気についての話や入院のことについては話題にせず、いつも通りに普通にしていた。子供たちの心配りだと思う。

入眠時間は、少し遅くなったが朝まで良眠できた模様だ。病棟とは違うのでやはり少し勝手が違ったのかもしれない。

 

退院後に通う予定のデイケアセンターが病院の横に在るため、その場所まで「歩いていくことができるかもしれない、そうしたら車の運転をしなくても済む」という夫の言葉を実践してみた。

 

行きは何とか50分ほど歩くことができたが、帰りが大変だった。

ドンドン足が前に出なくなり、上半身ばかりが前にのめりこんでいく感じだった。私が隣で夫の腕をとり後ろへ引くことでようやく歩行できるような状態だった。おまけにふらついた。

 

足がもつれたり、歩行に問題が出るのは、やはり治療薬を飲んでいるので仕方がい。だからこそリハビリが必要なのだ。

 

歩行で目的地まで行くことは困難だということがこの実験で分かった。やはり私が送迎しなければならない。夫の運転では足に力が入らないときのことを考えると不安だ。

 

やはり仕事を辞めて、夫のことを第一に考えるべきなのだろうか。それとも生活費などのことを重視すべきなのだろうか。よく考えなければ。

 

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