夫の闘病・不眠のきっかけ
不眠のきっかけ、電話で起こされる
内服薬を減量して2日目の夜、夫が眠りに入ったと思われるそのころ突然に電話が鳴った。それで夫は覚醒してしまい、その後朝の3時ごろまで眠れなかったらしい。
熟睡感のない夫は、朝から頭がぼーっとして体調が悪かったという。私は「睡眠不足の分は昼間寝ていればいいよ」と言って仕事に出かけた。
仕事から戻り車を止めると、夫はカーテンを開けて私の帰ったことを確認しているようだった。私の帰りを待っていたのだ。
昨日不眠だったのだが日中は昼寝もできず、じっとしていられない症状が出て絶えず動いていたという。血圧は180ほどあるのだが、安静にしていようと思ってもじっと寝ていることが出来ないのだという。
夕食後の薬を飲んで、20時の薬も飲んで早めに寝てもらうより方法はない。それでも眠れないようなら不眠時の薬を飲んでとりあえず、血圧の為にも寝てもらわなければならない。
不眠時薬は退院後まだ一度も飲んでいなかった。しかし、眠らなければいろいろな症状が出てくるので、眠ることを第一に考えなければならない。
薬の減量は夫の症状に大きく影響を及ぼすのだと再確認した。薬の副作用と、内服しないことでおこる症状、微妙なさじ加減が必要なのだ。
夫と、なぜこのような症状が起きたかについて考えた。まず不眠だったことが第一の原因だと夫は言う。私が不在だったことで不安感があったかもしれないとも言った。
私が帰ってきてから、じっとしていられないという感じが治って来たと言う。また減量しない前の薬に戻してもらわなければならないのだろうか。