インフルエンザの看護診断・不安
看護診断:疲労や脱力に関連した不安
看護目標:身体的状況の変化、感覚への過剰刺激、急病などの内部環境や外部環境における様々なストレスを患者が管理するのを援助する
徴候と症状:精神状態の変化、情緒不安、不眠症、食欲不振
看護介入:
①患者の精神状態を評価し、精神状態のどんな変化も医師に知らせる
②静かに安心させるように看護する
③患者が日常生活動作をするよう勧める
理論的根拠:
①昏睡や興奮などの精神状態における変化は、感染症の悪化あるいは減弱した呼吸などの生理学的変化を示唆する
②精神的身体的に感じる前兆は、患者の不安感を増す
③日常生活動作を行うことは、行動力を維持し自立感や自己価値観を強め、不安を和らげるのに役立つ
患者目標:身体的な改善に連れて、不安を減少させることができる
参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン