嚥下障害の看護診断・栄養状態の変調:身体要求量以下

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嚥下障害の看護診断・栄養状態の変調:身体要求量以下

看護診断:経口摂取の障害に関連した栄養状態の変調:身体要求量以下

看護目標:嚥下障害を代償し、十分な栄養と水分を供給する

徴候と症状:尿量の減少や濃縮尿、皮膚緊張の低下、乾燥した粘膜、口渇、落ち込んだ眼球、体重減少、電解質異常、

看護介入:

①患者の毎日の食事と水分の出納を記録する。また患者の体重を毎日同じ時間に体重計を使って測定し記録する

②適応があれば血清電解質、BUN、アルブミンなどの検査値を再検討する

③嚥下障害の九世紀には指示により経管栄養または経静脈栄養を行う

 

④少量で頻回の食事を勧める

⑤温かいものや冷たい、いろいろな食物や飲料からなる献立を作るため、栄養士の助けを得る

⑥液体を嚥下することが困難な患者にアイスクリーム、ゼラチン、薬物のような水分含有量の多い食物を食べることを勧める

 

⑦口腔内の乾燥した患者に、食前に口腔清潔法を行うことやレモンのスライスやピクルスを舌に置くことなどを勧める

⑧患者が毎回の食事にどのくらい時間を費やしたか記録する

 

 

理論的根拠:

①正確な摂取、排せつ、体重の記録は患者の栄養状態と水分バランスが適切かを決めるのに役立つ

②検査値は栄養不足を導く水・電解質の不均衡を見極めるのに役立つ

③このような栄養摂取は筋肉の消耗を防ぎ感染に対する身体の防御機能を維持し、傷の治癒を促進するのに十分な栄養を確実にするために必要である

 

④少量づつ頻回の食事は患者の疲労を少なくする。そして十分に咀嚼することを勧める

⑤献立にいろいろな構成や温度を取り入れることは味覚、臭覚の落ちた高齢者ではとりわけ唾液分泌、咀嚼、嚥下を刺激するのを助ける

 

⑥このような食物は不適切な水分摂取を補うのを助け、身体の水分を維持する

⑦食前に口腔清拭法を行うことは唾液分泌を刺激し、レモンのような酸味のある食べ物もまた、唾液分泌を促進する

⑧そのような情報は患者の進歩を評価し、積極的に援助するのを助ける

 

患者目標:十分な体重を維持するために適切なエネルギーを消費することができる

 

 

参考資料:看護診断に基づく高齢者看護ケアプラン

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