夫の闘病・入院中の夫から電話

夫の闘病・入院中の夫から電話

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夫からの電話

ちょうど病院へ出かけようとしていた時、夫から電話がかかった。弱弱しい元気のない声ではあったけれども確かに夫の声だった。電話で夫の声を聴くのはすごく久しぶりな気がした。

 

菓子を買ってきてほしいとのこと。間食の許可が出るのだから水分制限がなくなったと思った。しかし水分制限はまだ継続だった。

 

水分制限が解除になるのも時間の問題だと思う。

朝方気分が落ち込み幻聴が聞こえそうな感じがしたので看護師に訴え薬を処方されたという。その後は気分の落ち込みがないという。

 

 

幻聴が聞こえそうな予感は何かと夫に問う。吐き気のような、胸が苦しくなるような気がするのだという。

幻聴の前兆があるなら、前兆の症状が出現した時に薬を内服することで幻聴は予防できる。又は前もって定期的に処方してもらえば済むことだから、心配いらない。

 

 

薬さえしっかり飲んでいたら、幻聴の為に生活に支障をきたすことはないだろう。

 

「歩いていると落ち着く」と言って「足がだるい、痛い」と言いながらも、夫は病棟内や病室内を歩いていた。私が面会に来ているのに、じっとしていないで歩いてばかりですまないという夫。

 

「歩いていたら気持ちが落ち着くんだから、歩けばいいよ」「病気が良くなったら、だんだん歩かなくても良くなるよ」と励ます私だった。

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