薬を減量せずに様子見?
薬の減量なし
今年初めての夫の精神科外来の受診日でした。
外来も正月休みだったせいか、本日の外来患者さんはいつもより多かったようです。
医者の患者にかける声が小さすぎるのか、夫の耳が遠くなったのかわからないけれど、医師の質問が聞こえない様子で、夫は2度ほど私の顔を見ました。
夫の症状は、ここの所とても良いです。
症状は絶好調
足のムズムズ感や、じっとして座っていられずに、立ったり座ったりを繰り返すこともなくなっています。
食事中の唾液の多さも気にならなくなりました。
夜間の頻尿もそんなに多くなく、夜はよく眠れているようです。
日中に寝ることもめっきり少なくなって、活動的になっています。
自分から上着を着て散歩に出かけたりしますから、足の痛さもなくなっているようです。
以前は「足が痛いので湿布してほしい」などと言っていたのです。
大きな声を出す
夫が最近していることは、大きな声を張り上げるということです。
他人に聞こえないように、車に乗っているときに大声を張り上げます。
これは確かに体には良いようです。
どんどん大きな声が出るようになり、声を聴くだけで健康になったなと感じます。
その大声で発する言葉とは、次のような言葉です。
「絶好調!」「元気元気!」「ついてるついてる!」「運がいい運がいい!」「幸せ幸せ!」などです。
何でもよいので、とにかく前向きな言葉をいうのです。
私と競争して大きな声を出し合います。
以前は車の中で歌を歌っていたのですが、大声のほうが気分がすっきりして精神的にも肉体的にもよいみたいです。
薬はそのままで
夫の体調が良いの診て、医師はぼそぼそと言いました。
「薬を減らしてもよいかもしれない。薬の量も多いし。」
確かに笑顔も増えているし声も大きくはっきりして、私からみても精神科の患者さんと思えないくらいになっています。
病気はよくなったのかもしれません。
「しかし薬に敏感なので、減らすとすぐ元に戻っても困るし。もう少し減らさずにこのままでいきましょう」と、続けて医師は言いました。
私もそれがいいと思いました。
症状が良いのは、薬のせいでもあることには間違いないと思います。