精神薬の副作用は便秘だけれど夫は快便、その理由は?
精神科の薬を飲んでいると一般的に便秘になるといわれます。
なぜ夫は便秘ではないのか?
認知症の薬を予防のために飲んでいるからではないかと思います。
そのことがが正しいか調べてみます。
精神薬の副作用は便秘?なぜ?
向精神薬は精神を落ち着かせるために、副交感神経を抑制する働きをします。
副交感神経を抑制すると、腸の動きも抑えるので便秘になりやすいのです。
精神科の患者さんは薬を長期間服用するので、便秘になる人が多いようです。
精神薬を服用するときは、便秘予防のために、散歩や運動、水分を摂取する、繊維性の食物を食べるなどの習慣が必要のようです。
夫は毎日快便、その理由は?
夫は認知症の症状はありません。
車の免許は、1年ごとに認知症の検査をして異常がなければ更新するという方法をとっています。
医師は精神科の薬を内服しているので、認知症予防のためにということで、ドネペジル塩酸塩という薬を処方してくれています。
ドネペジル塩酸塩は、記憶力や思考力、判断力の減退を遅らせる薬だそうです。
この薬の副作用に下痢というのがあります。
服用し初めのころは、医師は下痢の有無について夫に訪ねていました。
ドネペジル塩酸塩のおかげで、本当は便秘の症状が出るはずだけれども、快便になっているのではないかと思っています。
夫の場合は、特に緩下剤は飲んでいません。
夫の場合は1年前に心筋梗塞を発症しているので、その薬も服用していますから、内科の薬により便秘が解消されているのかもしれません。
まとめ
精神科の薬を飲むと、腸の働きも低下させるので、便秘にもなりやすくなります。
便秘予防のための以下の生活習慣が必要です。
①水分をとる。
②時間を決めてトイレに行く習慣をつける。
③線維性の食べ物を食べる。
④散歩などの運動をする。
精神薬を服用している患者さんのほとんどは、便秘予防のための緩下剤も一緒に飲んでいるそうです。