むずむず足の精神薬副作用症状、治るまでに3年間かかった!

むずむず足の精神薬副作用症状、治るまでに3年間かかった!

あれほどじっとしていることができなかったのに、気づいてみると、今の夫は長くじっとしていることができています。

意識しないうちに、足のムズムズする症状は消えていました。

夫が精神薬を飲み始めてからすでに3年たっています。

 

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 精神薬の副作用、むずむず足が始まったのはいつから?

夫は精神病の症状が発症してすぐに入院しました。

足のムズムズに私が気付いたのは、夫が入院した3年前の5月ごろです。

入院中は、ベッドにじっとしていることができなくて、よく室内などをうろうろ歩き回っていました。

ちょっと椅子に腰を掛けてもすぐに立ち上がり、ベッド周囲をぐるぐる歩くのです。

「どうしてすわらないの?」と問うと、「じっとしておられない」と返事していました。

入院する前から、落ち着きはなかった人です。

「じっとしていない活動的な性格の人」だと思っていたのですが、実はそのころからジワジワと、症状が出てきていたのかもしれません。

夫は長年精神安定剤(デパス)を飲んでいたので、その副作用であったかもしれません。

 

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 むずむず足の症状は、具体的にどんな症状だったか?

夫は3カ月で退院しました。

しかしその後も、足のムズムズ症状は2年くらいは続いていました。

退院後は部屋で、パソコンに向かい競艇などを見ていることが多かったです。

その時にも、突然すくっと立ち上がります。

私と話している時でも、突然にすくっと立ち上がります。

食事中にも、お客さんが来ているときでも、突然に立ち上がります。

立ち上がっても1~2分ほどで、また椅子に腰をおろします。

足がムズムズして、じっとしていることができないのです。

ありがたいことに寝ているときには、ムズムズしないということでした。

 

 むずむず足の症状は、いつごろから消えたのか?その理由は?

夫の足のムズムズ症状のことを、私が気にならなくなったのは2年目の10月ころだと思います。

8月には心筋梗塞で入院しましたが、その時はまだじっとしていることが苦痛で、早く退院させてもらったくらいです。

理由はエビリファイの薬が中止になったからだと思います。

(※エビリファイは、統合失調症による症状を改善する薬です。

幻覚や妄想の症状を抑え、不安定な精神状態を安定させる薬です。)

足のムズムズを抑える薬は、今も入院当初と変わらずに内服(レグナイト錠300mg2錠)しています。

最初に病気が発症してから1年後に再度夫は入院しました。

それは医師が薬を減量したためです。

夫は夜中でも「東京へ行く」などと切羽詰まった表情でいうなど、おかしな症状が出現したのです。

薬の減量は悪いことではないのですが、夫には適していなかったようです。

1か月後夫は無事退院しました。

 

まとめ

発病から3年が過ぎました。

最初は夫の足のムズムズによる行動が、すごく気になっていました。

しかし月日がたつうちに、薬のおかげで次第に症状は軽快して、私も気づかないくらいになってしまいました。

医師の指示通りに薬を服用し続けていたから症状がよくなったのだと思います。

1年後に、医師が良かれと思って薬を減量してくれたのですが、そのことで夫は再入院することになってしまいました。

精神科の薬の調節は難しいと思います。

症状を正しく医師に伝え、医師を信頼することが、病気とうまく付き合っていく方法でもあると思います。

 

 

 

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