熱中症かと思っていたら心筋梗塞だった!
心筋梗塞だった!
最近の夫は食欲もなく元気もなく、皮膚のハリもなくなってきたと思っていました。
毎日の散歩も拒否するようになっていました。
毎日35度くらいの異常な暑さの日が続いています。
自宅で冷房をかけていても、外気温と室内の温度差のせいか体調が悪くなります。
体調不良は脱水のせいかと思っていた
水分を飲むのを好まない夫に「脱水になるから」と言って少しづつ水分を勧めていました。
2日前から心臓や胃が痛いと訴えるようになりました。
ちょうど日曜日だったので「明日まで様子を見る、明日になったら治る」というので、様子を見ることにしました。
胃が痛い、何も食べれないという夫に何とか水分補給のぜりーをたべさせ一日が過ぎました。
心臓が痛いと言ってから2日目、夫は素直に病院へ行くと言ってくれました。
「長いこと、世話になりました」などというので、本当にひどかったのでしょう。
心臓痛か胃痛かわからない
しかし、表情がそれほど苦痛そうでなかったので、うかつにも深刻に思いませんでした。
夫は普段から痛がりというか、よくどこでも痛いと簡単に言っていたので、それほど大変と思わなかったのです。
最初、近くのクリニックに行きました。
夫が「胃が痛い、胸も痛いし腹も痛い」というので、腹部レントゲンを撮りました。
「2日ほど食べていない割にお腹が張っている。CT検査をしてみないとわからない」とのことで、近くの病院を紹介されました。
救急外来で心臓カテーテル治療をうける
その足で病院へ行き、検査を受けました。
救急車で大学病院に行き、緊急に心カテーテル治療をしてもらいました。
検査は2時間以上かかりました。
2本の詰まっていた血管は元通りに血液が流れていました。
もう一つの血管も詰まりそうなので、しばらくしてからその血管も治してくれるそうです。
それにしても数時間で心臓の血流が、数時間で回復するとは、いまさらながら医学のすごさを実感しました。
「3本とも詰まっていたら死んでいた」と先生に言われました。
検査と治療を終えた夫の顔色は、病院へ来る前と比較しても、赤みを帯びて良好になっていました。
ハートセンター
バルンカテーテルを留置され、モニターと酸素と持続点滴をしている夫は、しばらくは安静を維持しなくてはなりません。
精神科の薬の副作用で、普段からじっとしていることが苦痛で、絶えず動いていた夫です。
立っては座り、座っては立つといった具合によく動いていたのです。
集中治療室での安静は、夫にとっては苦痛に違いないです。
しかし、命がなくなることを思うと、耐えられないはずがありません。
動きすぎのせいでベッドから落ちたり、針を抜くなどすることの予防のために、拘束もやむをえません。
拘束の家族の同意書にもサインをしました。
入院治療計画では、1か月の入院予定になるそうです。
考えてみると、ここ3年、夫は毎年入院していることになります。