外出拒否の夫が数年ぶりにイベントに参加する!
イベント・さくら祭りに出かける
花見には何度も出かけています。
ドライブがてらに桜を見たり、人気の少ないところを散歩したりします。
しかし今回のように花見のイベントに参加するのは、病気をしてから初めてです。
夫は大勢の人のいるところへは、出たがらないのです。
面倒くさいことは好みません。
「いや」と言ってはっきり、私の誘いを断るのです。
しかし今回は、どういうわけかすんなりと誘いを受け入れてくれました。
めった汁をふるまわれる
桜まつりでは、めった汁がふるまわれていました。
青空の日ではなく、曇りで風もあり結構寒かったので、めった汁は喜んでいただきました。
くじ引きで景品がもらえたり、婦人部の踊りを見せてもらったり、カラオケなどもありました。
桜は満開ではなく、気候もあまりよくなかったので、思ったほど人出は多くはありませんでした。
夫は踊っている人に声をかけたり、踊っている人の動作を真似たりしていました。
2時間ほど、同じ場所にいることができたのです。
イベントに参加できてよかった
こんなに長く自宅以外で、同じ場所にいることができたのはすごく久しぶりです。
病気をしてからは、旅行も映画も何もできていない状況でした。
本人の嫌がることは強制していませんし、環境を変えるのは良いことだとも思いません。
しかし今回の桜まつりイベント参加で、夫はだいぶ自信がついたようです。
少し寒かったせいで、車の中や自宅に戻ってからもくしゃみをしていましたが、表情はよかったです。
飲んでいる薬の量は変わらないけれども、症状はだんだん良くなっていると思います。
薬の量は変わらない
最近はテレビもよく見るようになりました。
以前は、テレビをつけると「うるさいから消して」と言っていたのです。
ところが今では、自分でテレビをつけて何時間でもずっと見ています。
夜中に目が覚めても、テレビを見たりしているようです。
睡眠に対する満足感さえあればよいと思うので、今は眠れていることだけを確認しています。
温泉にも行きたい
環境を変えないで自宅で過ごすことが、夫にとっては一番やすらぐのだと思います。
夫が人中へ出ることが普通にできるようになれば、そして外泊もできるようになれば、家族で温泉にも行きたいと思います。
症状もどんどん良くなっているので、その日は遠くないはずです。
もちろん、入院もせず普通に自宅で生活できることには感謝しています。