夫の介護・今度は認知症かもしれない!
夫はすでに、精神疾患と心筋梗塞のために、それぞれ入院して治療をしています。
現在は内服治療で経過見ています。
その夫は、最近、家にこもっているのを好むようになってきました。
以前のように散歩や買い物のために、外出する頻度が確実に減ってきています。
暑い季節のせいもあり、家にいるほうが熱中症予防になると考えて、それほど外出を進めなかったせいもあるかもしれません。
それが最近では、物忘れが増えたようなのです。
これは、もしかしたら認知症の初期なのではと、考えるようになりました。
物忘れは認知症の症状でしょ?
物忘れが多くなったのは、ここ1か月前から症状です。
私が買い物に行くときには、いつも夫を誘っています。
なるべく生活に刺激を持ってもらうために行っていたことですが、それも「行きたくない」などと言って、よく断られるようになりました。
出かける前には必ず、「どこそこへ行ってくるね」と、夫に声をかけて出かけています。
ところが、帰ってきて「ただいま」と言うと「どこ行っていた?呼んでいたのに」と不服そうに言うのです。
そんなことが繰り返されるようになったので、出かける前には「どこそこへ行ってきます」と紙に書いて、その紙を夫に渡していくことにしました。
それからは「ただいま」というと、「どこそこへ行っていたんやね」と、機嫌よく答えてくれるようになりました。
紙に行き先を書いて手渡しても、その紙を自分で持っていなければ、すぐに忘れていて「どこへ行っていた?」と聞くのです。
これは認知症の初期症状ではないでしょうか?
入浴介助は毎回
精神疾患や心筋梗塞のリハビリになる軽い運動や散歩などをするとよいのですが、夫は体を動かすことが嫌いです。
動かさないので、ますます動かすことが億劫になっているようです。
入浴は、私が背中や髪などを洗ってあげています。
一人で入浴すると、洗わずに上がってしまうので、痒さが残るのです。
そのことを知ってからは、入浴のたびに、私が洗ってあげることにあしました。
夫はまだ69歳です。
まだまだ自分でできる年齢だと思うのですが、心筋梗塞をしてから心臓の働きが普通の人の半分になっているので、足りないところは私がカバーしています。
認知症の進行を抑えるには?
仮に認知症になっていたとしても、できる限り進行は抑えていきます。
生活の中に刺激を入れて、ぼんやりする時間を減らしていきます。
午前も午後も散歩やドライブに誘っています。
ほとんど断られます。
気が向くと、自分でブラリと近所を15分ほど散歩することがあります。
その15分の間も、疲れるのか3回ほど道の淵道の端に腰を下ろして、休憩しながら行くのです。
私がいつも家にいるので、なるべく話しかけて刺激するようにしています。
夫はほとんど毎日、横になってテレビを見たり新聞を見たりしています。
後のことは「疲れる」と言って拒否をするのです。
毎月外来受診するたびに、担当医師に「物忘れはどうですか?」と聞かれます。
精神薬を内服していると認知症になりやすいということで、認知症の薬も予防的に処方されています。
認知症は、急な進行はないので、きっと防御は可能でしょう。
夫の介護・精神疾患の症状は?
夫は3年前に気分障害という精神疾患のために、幻覚や幻視があり、症状がひどかったために入院して治療をしました。その後は安定していましたが、薬が減量になった1年後に再度症状が出て再入院しました。
気分障害は内服治療で安定している
現在は毎月1度の外来通院と、内服治療だけで症状は安定しています。
若いときは、ほとんど家にいることのなかった夫ですが、今では毎日家にいます。
病気のせいでしょうか、若い時とは真逆になってしまいました。
おかげさまで私にはとてもやさしくしてくれるので、それはありがたいです。
3 夫の介護・心筋梗塞の再発を防止しよう!
夫は2年前には心筋梗塞をしています。
救急車で病院に運ばれてすぐに手術をしましたが、心臓の半分の機能しか動いていません。
心筋梗塞再発防止のための対策は?
心筋梗塞は再発をしないように、2か月に一度の外来通院と内服治療で経過を見ています。
予防のために食事や温度差、運動量に気を付けています。
食事が難しく、食べてはいけないものを多く食べたり、食べてほしいものを食べなかったりします。
おかげで体重は退院時より、1年かけて10キロも増やしてしまいました。
欲しがるものを上げないのは、私がケチで意地悪しているみたいでいやです。
食べたいものぐらい食べさせてあげようとも思います。
食べたいものも食べないで、我慢して生きているのはつらいと思うのです。
夫の介護・まとめ
夫が病気になってから、私は仕事を辞めて、自宅で夫の介護をしています。
介護というほど夫の病状はひどくはないです。
なので、ほとんど私は自由に毎日を過ごしています。
できれば夫と旅行したり温泉に行ったりしたいのですが、夫の病気のせいで、そういうことはできません。
ちょっと出かけても、帰ってくると疲労感が強くてすぐにベッドに横になるのです。
夫の生活スタイルからしても無理なのです。
元気で、入院せず家にいてくれるだけでもありがたいと思って、感謝して日々を送ります。